広島県議会 2021-12-01 令和3年12月定例会[ 資料 ]
こうした中、環境負荷の少ない漁具の開発が進んでおり、カキ養殖用パイプについては、使用済みポリエチレンから の再生品としての製造や、生分解性素材への転換等も検討されているが、耐久性等の機能的な問題やコスト増による経 営への影響等から、生産現場への導入は難しい状況にある。
こうした中、環境負荷の少ない漁具の開発が進んでおり、カキ養殖用パイプについては、使用済みポリエチレンから の再生品としての製造や、生分解性素材への転換等も検討されているが、耐久性等の機能的な問題やコスト増による経 営への影響等から、生産現場への導入は難しい状況にある。
(4) 質疑・応答 ◯質疑(下西委員) 環境にも関連していることですけれども、近年、問題になっておりますカキ養殖用のプラスチックパイプの件についてお伺いしたいと思います。
ここで重要なことは、うち半分がカキ養殖用パイプや発泡スチロール性フロートであったという点なのです。カキ養殖にかかわる業者が、その資材処理を適正に行えば、県内海岸に漂着するプラスチックごみは半減以下になるということ、また、隣接する他県の海岸にも、瀬戸内海を通じて広島湾発のカキ養殖由来のプラスチックごみが漂着していることを考えますと、それ以上の効果があるということになります。
における被災者やボランティアなどに対する感染症対策の充実、耐震化が行われていない県立安芸津病院の安全対策の早期実施、子供の医療費助成制度における対象年齢の拡充、認知症に優しい地域づくりに向けた認知症サポーターの自主的活動の推進、スマート農業を核にした地域農業のグランドデザインの策定と人材育成、パイプハウスの資材高騰に関する情勢分析や他県事例の検証など県の主導的な対策の実施、生産緑地制度の普及・促進、カキ養殖用
17: ◯答弁(水産課長) 特に流出が目立つカキ養殖用のパイプにつきましては、これまでも生産者が回収、再利用に取り組んでまいりましたが、依然として流出が多いことから、昨年度、養殖から出荷に係る全ての工程について、280余りのカキ養殖事業者に職員が出向くなど調査を行い、海域へのパイプ流出の実態調査を実施したところでございます。
本県では、業者が使うカキ養殖用のプラスチックパイプが瀬戸内海沿岸の各地に漂着し、昨年は、山口県が広島県に対し防止策を求めています。これらは故意に流したものではなく、カキ殻堆積場から流れ出て漂着ごみになるのではないかと指摘する業者の方がいます。県内には、広島湾を中心に約一万台のカキいかだがあり、推計では二億本以上のパイプが使われていると見られます。
二点目は、海ごみとなっているカキ養殖用資材についてお伺いします。 広島県のカキの生産量は全国一を誇りますが、そのようなカキが大変残念なことになっております。 世界中で海ごみを回収する活動をされている国際海岸クリーンアップの日本事務局となっている一般社団法人JEANによりますと、二〇一七年に日本で回収したごみの数のランキングでは、広島県は東京都に次いで第二位であったとのことであります。
カキ養殖用のプラスチックパイプが山口県の瀬戸内海沿岸に大量に漂着している問題ですが、9月7日に流出元の広島県内のカキ養殖業者が山口県の周防大島町で一斉清掃をしまして、そちらに29の漁協、約270名が参加されたと報道もございましたが、まず、プラスチックパイプの大量流出に対するカキ業者の受けとめはどのような状況であったのか、お伺いいたします。
なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと 第一に、プラスチックの海洋への流出は、世界レベルで問題になっていることから、カキ養殖業者みずからが率先して海洋汚染対策を徹底するよう、流出原因調査を通じて指導するとともに、カキ養殖用プラスチックパイプの代替品の利用についても検討を進める必要があること。
貝殻の有効利用については、カキ養殖用の採苗器や、粉砕してタイル、壁、土壌改良材、薬品等の原材料として利用されてきたところでありますが、その量は年間二千トン程度と少量にとどまっております。このため県ではこれまで、海底の底質改良材としての利用可能性の検討、庁内関係課と連絡会議を開いての埋立材としての利用方法の検討、壁材として公共施設での利用促進等を行ってきたところであります。